2、LEDの点灯



■はじめに

LED、電池、抵抗とそれらをつなぐ為の線材や基板、ハンダゴテなどがあれば、簡単にLEDを点灯させる事が出来ます。

ただし、電池や抵抗をLEDに合わせて選ぶ必要があります。今回はこれらの選定方法について説明します。


■基本の回路

下図がLEDを点灯させる為の基本となる回路です。

電池とLEDを直接接続すると、LEDに大電流が流れ破損します。抵抗はLEDに電流が流れすぎる事を防止しており、制限抵抗などとよばれます。

バッテリーは市販の単3電池を使用する事にします。

LEDはエピテックス社製「L940-01T」を使用します。LEDには極性があるので注意して下さい。アノードを+側、カソードを―側に接続します。


■データシートの確認

まずはLEDのデータシートを確認します。

赤枠で囲んだ箇所を見て下さい。

VF は順方向電圧(アノードとカソードの間にかかる電圧)、IFは順方向電流(LEDに流れる電流)です。今回の場合、LEDに50mAを流すとき、LEDの アノードとカソードの間には標準で1.25V、最大で1.4Vの電圧がかかる事になります。これはVFにばらつきがある事を意味します。この情報があれ ば、抵抗値を決定する事ができます。


■抵抗の選定


現状分かっている事を図に書き込むと、上図の様になります。

十分な電源電圧を確保するため電池を直列接続し、電源電圧を3.0V、LEDのVFを標準の1.25V、その際のIFを50mAとしました。

すると抵抗の両端にかかる電圧は1.75Vとなります。ここでオームの法則を使います。


R(Ω) = V(V) / I(A)

= 1.75 / 0.05

= 35(Ω)




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